オーバーホール

概要

オーバーホールとは

オーバーホールは設備や機械を分解し、摩耗・劣化した部品の修理、交換などを行い、再組み立てを実施することをいいます。設備・機械は長期間使用することによって部品が摩耗・劣化し、やがて重故障に至ります。しかし、適切な時期にオーバーホールを実施することで通常メンテナンスではできない内部部品・重量部品・大型部品を交換しお客様の設備・機械を安定稼働させるためのサービスです。

事例

切断機:送りボックス

送りボックスの底面は、スクラップの投入による衝撃や移動盤の前進・後退により摩耗しますので、ライナを設置し交換できる構造になっております。ライナを交換することにより、移動盤の動作が安定しますので、定期的な交換をご提案しております。

また、送りボックスライナ交換時にチェーンや移動盤の車輪を交換しますと、送り装置全体の安定稼働につながります。

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切断機:幅寄せライナ

幅寄せ移動盤及び本体側のライナは、移動盤の前進・後退や圧縮工程で摩耗しますので、ライナ材を設置し交換できる構造になっております。ライナを交換することにより、移動盤の噛み込みが低減しますので、定期的な交換をご提案しております。

また、幅寄せシリンダのパッキン交換を実施しますと幅寄せ装置全体の安定稼働につながります。

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切断機:カッティング盤

カッティング盤は、切断工程で大きな荷重が掛かり各ガイドの摩耗状態が切断能力に大きく影響します。そこで、弊社サービスマンが機械の状態を確認しオーバーホールを提案しております。大型重機を使用し、重点的にメンテナンスする事により、安定的な切断能力の維持だけではなく、切断シリンダの損傷も防ぐことができます。

また、損傷が激しい装置・部品は、弊社工場に持込み摩耗・損傷部を図面通りに仕上げ本来の能力を戻すことも可能です。

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圧縮機:主押しライナ

主押し移動盤は、三方締め最終圧縮工程で負荷が高い部品です。ライナ交換を実施することにより、ライナ溝の状態が改善され、圧縮時の浮き上がりが低減し、材料の噛み込みが少なくなります。また、ライナ材は、設計図面に合わせた材料・加工を施工し工事を実施致しますので、初期状態に近づき機械の安定稼働につながります。

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圧縮機:横押しライナ

横押し移動盤は、ライナと溝が減りますと、薄物スクラップの噛み込みと油圧シリンダに負担をかけますので、定期的な交換を提案しております。また、ライナ材は、設計図面に合わせた材料・加工を施工し工事を実施致しますので、初期状態に近づき機械の安定稼働につながります。

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対応機種

※他社設備のオーバーホールも対応しておりますので、ご相談を希望される方はお近くの営業所までお問い合わせください。
(他社設備については対応が難しい場合がございます。ご了承ください。)

※メールでのご相談を希望される方は下記「資料請求・問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。

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